キヌガサタケ(スッポンタケ科キヌガサタケ属)
純白のレースを纏った姿はまさに「キノコの女王」に値する。
2008年8月31日 AM10:00 能勢妙見山の登山口で出逢いました。
キヌガサタケは竹の地下茎の先の枯れた部分から菌糸が出て発生する。
朝、玉子から伸び始め2〜3時間で頭の黒いグレバからレースが降りて
きてこのような姿になる。この後数時間でレースは縮んでしまう。
グレバと言われる黒い頭の部分の悪臭にハエが来て胞子を運び増殖
するそうです。白い本体は高級食材(珍味)で湯がいて食べると大変
美味しいそうです。
2009年7月2日 水無瀬の若山神社駐車場車道沿いで出会いました。
早朝7時過ぎから30分の間に2個の玉子と出初めて間もないキノコが
20分後には舞踏会の貴婦人を思わせるような見事な姿になりました。
30分以上眺めていたが出てこなかったので
持ち帰ってプランターで経過をみたが駄目でした。
7:12 開き始め
7:31 見事なドレス姿の貴婦人になりました。
真上から見たグレバ(それほど悪臭ではなかった)
二日経っても玉子は孵らず、二つに切ってみた。
前日崩れ倒れた、キヌガサタケの残骸を持ち帰り、洗って乾燥させ食材にする。